官民共創による伴走支援と、休眠預金を社会変革の資金へ転換する新金融モデルが高評価
当社の連結子会社である株式会社ソーシャル・エックス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:伊藤 大貴)及び株式会社QRインベストメント(石川県金沢市)が共同GPとして設立・運営する官民共創型インパクト投資ファンド「ソーシャルXインパクトファンド(以下、当ファンド)」が2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。(受賞ページ:https://x.gd/HE5vq)

当ファンドが有する、社会課題解決に取り組むスタートアップの成長を行政とのオープンイノベーションにより後押しするという“効果的な伴走支援手法”と休眠預金を活用した社会課題解決の“革新的な金融スキーム“など、従来のVCやインパクト投資ファンドの枠を超えた独創性が高く評価されました。今回の受賞を契機に、当ファンドが取り組む官民共創やインパクト投資に対する認知・理解増進に向けて取り組むとともに、想いに共感いただけるスタートアップ企業や投資家の皆様の輪を広げてまいります。
■<審査委員評価コメント(全文引用)>
休眠預金を原資に組成された国内初だというインパクト投資ファンドは、活用されてこなかった資金を社会課題解決に循環させる仕組みを生み出した点で評価できる。特に行政をパートナーと位置づけ、データやフィールドを提供する官民共創のスキームを組み込むことで、資金に加え現場知見を活かした成長支援を実現した点がユニークである。さらに、社会的インパクトを測定・管理するIMMを導入し、投資の成果を可視化・最大化するプロセスを確立している。従来の高リターン志向の投資では支援が難しかったインパクトスタートアップに対し、リターンと社会的価値の両立を可能にした設計は先進的であり、2021年の受賞作「逆プロポ」からの発展形としても説得力を持つ。社会と経済を結び直す新たな金融デザインとして、今後の広がりが期待される。
詳しくはこちらをご参照ください。
https://gyaku-propo.com/news/6a107e8d-db70-401b-b16d-5f0affd8df8b
■ファンドの概要
名称:ソーシャルXインパクト投資事業有限責任組合投資テーマ:自治体だけでは解決が難しい社会課題(官民共創によるアプローチで解決できる社会課題)
投資分野:子ども・子育て、教育、健康・医療、福祉、防災、エネルギー、農林水産業・観光・交通・コミュニティなど幅広い分野を想定
ファンド運用規模:6億円~
ファンド運用期間:12年(延長最大3年)
出資予定額:500~5000万円程度
出資対象:主にシード~アーリー
ファンドHP:https://fund.socialx.inc/
■会社概要
社名 :株式会社ソーシャル・エックス本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ32F
「官民共創に最高の体験を。」を掲げ、官民共創新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」各サービスや、官民共創型「ソーシャルXアクセラレーション」の企画運営、および、社会課題解決型の新規事業開発を支援しています。
■お問い合わせ先
株式会社ソーシャル・エックス広報担当:PR/GR Director 志賀久美子
メール :info@socialx.inc